実践的ロジカル

新学期が始まり,早くも以前のような忙しさがぶり返してきました。しかし負けられない!!・・・特に何に対してという訳ではありませんが・・・。強いて言えば,より良いものを作るために妥協しない気持ちでしょうか。


今年度自分の中で特に意識してきたことはロジカルに物事を捉えていこうとすることです。しかし,ロジカルすぎると実践との乖離を自分自身も感じます。ロジカルに進めることで,少なからず周りにはその「乖離」を指摘してくる声もあります。さらにはどこか教師として冷たい人だ,みたいな見られ方をされることがあります(というか自分のバイアスかもしれませんがww)。そう思っているのはどうも私だけではないようで(笑)TAKA先生も同じ悩みを抱えていらっしゃる旨の記事がありました。


http://takaenglishteacher.hatenablog.com/entry/2014/01/09/181453


大切なのは「成果を残す」ことではないかと思っています。成果を残し,ロジカルの「確からしさ」を証明していくことで理論と実践の結びつけに取り組んでいけたらと思っています。であるからこそ,2014年は生徒にしっかりと向き合い,力を着実に伸ばしていきたいと思っています。ロジカルに正しい方向性を確認しながら,ミクロなロジカルでしっかりと実践に取り組む。生徒のできる,できないを見極めながら,壁を乗り越えていくための方策を示しチャレンジさせる。


そんな視点で最近自分がチャレンジしていることが教科指導はもちろん,他にもあります。
1つは部活動。我が部活チームは九州大会県予選会に出れることになりました。その大会に向けてこれまで取り組んできましたが,その中身は一人ひとりの特徴や苦手,メンタルなどを捉えながら,指導してきました。そして少しではありますが,今までに打てなかった球が返球できるようになり,自信を持って堂々とプレーすることができるようになってきたなぁと思えるようになりました。部活指導の真髄に触れることができたように思っています。
もう一つは生徒指導です。メンタルに悩みを抱えた生徒に対して軽はずみなことを言う訳にもいかず,ドクターが診断している内容を基本的な部分からしっかり捉え,今後の見立てや支援方法を協議検討してきました。まだまだ課題はたくさんありますが,生徒との信頼を築いていきたいと思います。


生徒の育成を真剣にロジカルに考えると,自然に生徒に目が向きます。ロジカルな実践に精一杯取り組んで生徒の力を高めていける2014年にしていきます。