attention - awareness... noticing

ここのところ,自分が授業・研究に取り組むために,もう一度SLAについて見直してみようということで,色んな文献を広く読んでいます。これがなかなか面白くて,今インプットからアウトプットの流れで明らかになってきているものの根拠を読む,といった学びをしています。深く学ぶということが楽しくもあり,ハードでもあるのですが。今まで自分が知っていたことが如何に表面的なものかを感じます。それで色んな物事を語ろうとしてもそりゃ難しい訳です(笑)学校は体育祭も終わり,中間テストが近いのでテスト作成しないといけないのだけどなぁ・・・。


昨日はAttention, Awareness, and Noticing in Language Processing and Learning by Williams J.N. を読みました。ものすごく浅はかに理解したところによると,つまりは学習者が無意識的に習得が進めることができないか,という点についてpsychological and applied linguisticsの視点から述べています。内容の理解,その実行可能性について,む,むずかしいなぁ・・・と思いましたが,implicit learningができるようになればその知見は大いに生かせるものと思います。でも日本の教育制度もあるし,実現には色んなハードルがあるようにも思います。


今の段階ではattentionを向けたことについて自分で説明しうるaccess awarenessがなされることがlearning in SLAには良さそうだ,という結論に至っているのですが,in principle it does appear that non-attended stimuli can lead to be highly automatic...ということなので,新たな研究に期待できる部分も秘めているようです。things are not so simple! 厳密にimplicit learning,phenomenal awarenessがなされるのかは難しいと思いますが,英語初学者だからできうる部分がないか見てみるのもいいのかもしれません。