iBT受験記

24日(土)午前に練習試合を行い,その後帰宅。家の荷物の整理をして一休憩後電車に乗って3時間(つくづく田舎を感じる距離感ですなぁ),一路福岡へ。昼寝がちょっと過ぎたため,18時40分にしか乗れず,博多駅に22時着。一日何かと疲れたため脇目もふらず宿泊場所へ直行。そして明日に備えて寝る。夕食は適当に済ませ,どこにもいかず,何もせずに寝る辺りになんとまじめなことかと自分に驚く(笑)次の日,朝6時半起床。iBTの学習は電車の中でしかしなかったため,本当にできるのか不安になり起床後barron’sの参考書で問題形式などを確認。朝食も兼ねてスターバックスで約1時間確認を再度し,歩いて会場へ。約8年ほど前に(東京の!!)会場まで来てパスポートが無いことに気づき受験できなかった同じ轍を踏まないようにちゃんと持参しました。今回の受験に際して一抹の不安は何と言っても”Speaking section!!” 一応問題形式などは確認したもののどうなることか。


簡素な室内で飛行機に搭乗するのかみたいな念入りなセキュリティーチェックを受け,コンピューター・間仕切りのある部屋に入室。各個人の開始時間が異なるため,マイクの調子を声を出して確認する作業を他の人がしている中,もう最初のリーディングセクションを開始していた私は周りのざわざわに集中もとぎれとぎれ。何とか調子を上げつつ最後の1分で最後の問題までたどり着き無事完了。次はリスニングセクション。学部レベルという生物学や植物学,人類学,また教授と学生との会話などの問題。難しい用語があっても説明が必ず入るため難なく終了。一番楽勝だったかも。リスニングセクション後に10分のブレイクが入り,この時点で12時辺りになっていました。脳に栄養を与えるため糖分を補給し,いざスピーキングセクションへ。最初の問題。barron'sではそんなに難しいことないよ的な内容で書いていたため,安心していたのですが(笑)「あなたの好きなミュージシャンを2グループ挙げ,その違いを述べよ。」・・・違いを述べよ???????(笑) 予想と全く違うため面食らって用意した解答の半分程度であっさり終了。その後,は45秒でまとまりのある英文を読み,その内容についてコンピューターが意見を述べたことについての要約と自分の意見を述べるというintegrated taskを数問こなして終了。はっきり言って,I am sorry...という感じでした。ある程度は述べましたが,森林火災が起きた時に土地が焼き尽くされるのを防ぐ木々の役割は何があるか,とかいったマニアックな問題。内容もあまり上手く聞き取れずこの問題には少しterribly sorry…for meといった感じです。残りはライティングセクション。内容も要約や自分の意見を述べる問題でこれらは比較的容易でした。字数もミニマムを越えているし,内容もまとまりよく論理的に,且つ用語もあえて難しめの語彙redundantly, dissociate…などを使用し見栄えよく構成できたのである程度は良いのではないかと。


今回は7,8年ぶりのTOEFL受験で準備も全くできていませんでした。そして初めてのiBTということで面食らった感もありましたが,以前よりはできた感じがします。語彙や運用面での力も伸びていることもあるとは思うのですが,それ以上にTOEFLは一般教養があれば点が伸びることも大いにあると思います。その意味ではinferenceしながら読んだり聞いたりすることである程度の解答への近道が開かれましたし,時間的にもきちんと内容に沿いながら解答できる余裕も生まれました。そんな意味ではlanguage developmentはmulti-dimensionalに考えていく必要性を感じたところです。


最後のライティングセクションが終わったのが13:30。色々と寄り道をしようかと思ったのですが,博多駅で13:57の特急を確認。脇目もふらず帰ることに(^^;;;) 今日は帰り着いてからテストの作成。今週末の自分の頑張りにご褒美をあげたい(笑)


ちなみに今日のテストの最中に,隣の空間で地域のおじさま,おばさまが集まって日頃の練習の成果をご披露する歌唱大会が開かれていました・・・(笑)演歌を聴きながらの受験となりましたが,これっていかがなものでしょうか。